「アップルを創った怪物/もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝」
Apple Computer Inc.(当時)は「ふたりのスティーブ」によって創業されたことは有名だ。
ひとりは私が神と崇めるスティーブ・ジョブズ氏
もうひとりはこの本に登場するスティーブ・ウォズニアック氏だ。
正直に告白しよう...
ウォズニアック氏がApple創業者じゃなかったら、最初の数章で本を投げ出していたに違いない。(笑)
もう自慢話ばっかりなのだ。
特に度を超したイタズラ自慢には辟易した。
私はイタズラが大嫌いなのだ。
Apple信者として、歯を食いしばって読み続けた...ある望みを託して...
「やがて神様が登場する」という望みだ。(笑)
そして勿論スティーブ・ジョブズ氏との出会いも語られている。
どうやら神様は輪をかけてイタズラ好きらしい。(爆)
不思議な事にウォズニアック氏はどうにも好きになれなかったが、ジョブズ氏はキライにならなかった。(笑)
私の知る限りジョブズ氏はイタズラ自慢をした事は無いし、ましてやそれを得意げに自伝にはしないだろうと思っている。
立場が人を作るとは良く言ったもので、AppleのCEOとして、アメリカいや、世界を代表するカリスマ経営者は分別のつく「大人」な筈だ。
この本に救いがあるとすれば最終章だけだ。
もうひとりのスティーブが愛され尊敬される理由がやっと分かる。(笑)
手の届かぬ雲の上の人には間違いない。
天につば吐く行為なのは百も承知で氏に申し上げたい。
貴方のイタズラはジョークに疎い日本人には犯罪としか思えない。(笑)