「スバルR2純正フロントドアUVカットガラス」(流用)
現行では全車標準となった装備だ。
残念ながら、初期型ではオプションですら設定は無かった。
でも私は諦めなかった。
R2を買ってすぐに、分厚いアンケート用紙が送られてきた。
車本体のことや、果てはアクセサリーカタログのことまで、事細かなアンケートだった。
R2に軌道修正が必要なことを痛切に感じているのだろう。
いいでしょう、スバルの軽一筋のワタシがお答えしましょう!
入試の答案だってここまでやらんだろう、って位、微に入り細に入り意見を書いた。
最も声高に主張したのが、「全面UVカットガラス全車標準装備」だった。
実は、前車VIVIOはem-pという特別グレードで、正に全面UVカットガラスを採用していたのだ。
em-pの「p」はプリンセスの「p」と、スバル自身が宣伝していた。
そう、スバルはこの時点で女性がUVケアへの関心が高いことを把握していたのだ。
女性はR2にとっても重要なターゲットの筈、明らかなミステイクだ。
かくして、私の意見が通ったのか、実際にニーズがあったのか、フロントドアUVカットガラスは全車標準装備となった。
残念ながら、リヤドア・リアゲートはメーカー装着オプションのままだが、選択可能だ。
さて、純正部品として存在する以上、私の初期型にも簡単につくものだと思っていた。
実際にはガラスだけではなく、付随するパーツまで交換が必要だったらしい。
例によってビミョ〜に呆れ顔のディーラーさんに感謝しつつ、私の野望は成就したのだった...