「窒素充填」
タイヤの中の空気を窒素に置き換えるというサービスだ。
ガソリンスタンドだけでなく、ディーラーでも薦める所は多い。
実はその効用に結構賛否両論があったりする。
1.音が静かになる。
2.空気が抜けにくくなる。
3.乗り心地がよくなる。
4.ゴムの劣化が少ない。
これら全てが窒素による効用というのなら、どうも眉唾ものだ。
普通に圧搾空気を入れたって、もともと空気は殆ど窒素なのだ。
しかし、世の中にはエライ方がいらっしゃる。
窒素充填の利点はタイヤ中の水分子を減らすことにあるという。
走行中、タイヤの温度はかなり高くなる。
熱膨張率が高い水分子があると、空気圧が高くなってしまう。
指定空気圧が走行直後と冷温時で違うのはこの為だ。
空気圧が高ければ、空気も抜けやすいし、乗り心地も悪くなる。
この説明には説得力を感じる。
実際私は窒素充填をしているが、走行中の音は静かになったと思う。
信じる者は救われる...
結局これに尽きる。(笑)