2010年8月28日土曜日
次期カーナビ導入報告・機種選考編2
「carrozzeria サイバーナビ AVIC-ZH9990/パイオニア株式会社」
今回のカーナビ選考に当たっては最終的に3社が残ったこと、そして選定の決め手もお話しした。
折角詳しく調べたんだし、ぱっぱ視点で各機種をご紹介したい。
●イクリプス:AVN7500
最大の魅力はGPSアンテナがフィルム化されてスッキリ取り付けられること。
またフルセグチューナーだけでなくBluetoothモジュールも内蔵されていて機能の集積化はピカイチだ。
カーナビでCDを録音するつもりは無いので、HDD非内蔵は弱点とはならなかった。
そして前愛機AVN5510Dでその耐久性、使いやすさは実証済み。
落選ポイントはサブウーハー出力端子が無かったこと。BOSEのサブウーハーは必須なのだ。
またiPhoneとの親和性が低く、ビデオ再生は不可だった。
液晶ディスプレイのバックライトがLEDじゃないのも今時ど〜なのよ?である。
自慢の地図差分更新にはWindows PCが必須って何だかなぁ...
そして惜しむらくは上位機種はWorks with iPhoneですらないという企業姿勢かな。(笑)
●アルパイン:VIE-X08S
実は今回の大本命はコイツだった。
何よりiPhoneとの親和性が素晴らしい。
音楽・映像再生は勿論だし、ジャケットのアートワークも表示される凝りようだ。
各車種ごとのサウンド設定データを用意し、カーオーディオメーカーとしての音質への拘りはピカイチだと思う。
そしてPCを使ったサービスがなく、結果的にMacユーザーを蔑ろにしない企業姿勢も素敵だ。(笑)
落選ポイントはボタンのイルミ色が白色のみで変更出来なかったこと。
もしカロッツェリアの「反則技」さえ無ければ弱点にはならなかったかも知れない。
音場測定マイクを使ったオートセッティング機能がないのもカロッツェリアに比べ見劣りしてしまった。
スピーカーはADDZESTのSRT1253をそのまま流用するので、実測値でのセッティング機能が欲しかったのだ。
●カロッツェリア:AVIC-ZH9990
既述の通りイルミ色のカスタマイズ機能でアルパインを蹴落とした。(笑)
それは紛いも無い事実だが、もっと本質的な選定要因がある。
カーナビゲーションメーカーとしての拘りがハンパじゃないのだ。
各メーカーがしのぎを削るプロダクトでは、他社との比較で機能・性能を設計しがちである。
所謂ドングリの背比べ状態である。
しかし、コイツは唯我独尊、他社なんて全く眼中にない。
もう自分達の作りたい様に作ってて、清々しい位に突き抜けちゃってる。(笑)
どこかAppleやSUBARUやBOSEに通ずる「何か」を感じたのだ。
しかし...自慢の機能の多くがWindows PC前提なのがいただけない。
Macユーザーの場合、機能の半分は無用の長物となり、指をくわえているしかない。
私は闘うMacユーザーだ。
買わずに文句を言うのも何なので、敢えて購入した上で文句を言う。(笑)
これから当ブログでハッキリと言いたいことは言わせてもらうつもりだ。
何時かね、何時かきっと...