2008年7月11日金曜日

AWD始めの一歩

SUBARU1300G VAN 4WD「SUBARU1300G VAN 4WD」

スバルの4WD技術の始祖である1300Gバンを間近で見る機会を得た。
横浜赤レンガ倉庫で行われたSUBARU Fan! Fan! Festivalへ出かけた時だ。

宮城スバルが東北電力のためにFFを4WDへ「改造」したのが始まりだとか。
シンメトリカル4WDという奇跡のレイアウトが、東北のいちディーラーから生まれたとは、正に事実は小説より奇なりである。

私は一時期仙台に住んでいたことがある。
勿論当時は宮城スバルのお世話になった。
4WD生みの親であるという、いい意味でのプライドが感じられ、仕事もキッチリしていたっけな。

雪の降らない地域の人には信じられないかも知れないが、東北地方でのスバルブランドは別格なのである。
単なるイメージではなく、長い時間をかけて勝ち得た信頼がブランド価値を高めたのである。

技術的・性能的なアドバンテージだけではない。
スバルは4WDを熟知し、その啓蒙にも熱心だった。
決して「4WDならチェーン要らず」なんて無責任な宣伝はしなかった。

某メーカートヨタが自社初の4WDであるビスタ4WDを発売したときの新聞広告を今でも鮮烈に覚えている。
雪道でチェーンを巻いている人に心の吹き出しが付く...「4WDだったらなあ」
私はこういう不誠実なカイシャが大嫌いである。

いろいろ考えさせられたSUBARU Fan! Fan! Festivalだった...

果たして、ぱっぱちゃんの今後のカーライフや如何に?!

※2008.11.13追記
「某社のビスタ」という表記がいやらしいとのご指摘を受けたので、訂正しました。