スバルの4WD技術の始祖である1300Gバンを間近で見る機会を得た。
横浜赤レンガ倉庫で行われたSUBARU Fan! Fan! Festivalへ出かけた時だ。
宮城スバルが東北電力のためにFFを4WDへ「改造」したのが始まりだとか。
シンメトリカル4WDという奇跡のレイアウトが、東北のいちディーラーから生まれたとは、正に事実は小説より奇なりである。
私は一時期仙台に住んでいたことがある。
勿論当時は宮城スバルのお世話になった。
4WD生みの親であるという、いい意味でのプライドが感じられ、仕事もキッチリしていたっけな。
雪の降らない地域の人には信じられないかも知れないが、東北地方でのスバルブランドは別格なのである。
単なるイメージではなく、長い時間をかけて勝ち得た信頼がブランド価値を高めたのである。
技術的・性能的なアドバンテージだけではない。
スバルは4WDを熟知し、その啓蒙にも熱心だった。
決して「4WDならチェーン要らず」なんて無責任な宣伝はしなかった。
雪道でチェーンを巻いている人に心の吹き出しが付く...「4WDだったらなあ」
私はこういう不誠実なカイシャが大嫌いである。
いろいろ考えさせられたSUBARU Fan! Fan! Festivalだった...
果たして、ぱっぱちゃんの今後のカーライフや如何に?!
※2008.11.13追記
「某社のビスタ」という表記がいやらしいとのご指摘を受けたので、訂正しました。