2007年10月7日日曜日

デミオ

P1000008「MAZDA:デミオ」

私のブログのカテゴリーに「車」は無い...ましてや「MAZDA」のカテゴリーなんて...無い。
私にとって、車=スバル、なのだ。

でも昔からMAZDAのデザインは大好きだ。
一連のMSシリーズで見せたリアデザインの秀一さは敵ながら天晴れと言いたい。
少なくともMAZDAのデザイナーは「面の張り」が何たるかを判っている。

偶然に新型デミオと前世代のデミオが並んで停まっているのを見かけて確信した。

MAZDAデザインの進化は今なお続いている。

万が一にもどっちが新型か判らない人のために、僭越ながら解説しよう。(笑)
車のデザインは平べったくなったら負けだ。
立体物において、平面な部分は凹んで見える...所謂インバースだ。
風船のように全ての面が膨らんでいれば世話無いのだが、元は四角い車である。
そこにデザイナーの腕の見せ所があるのだ。
どっちのデミオの方が面に張りがあるか?一目瞭然だと思う。

デザインを学問として学んだ事の無い私が言うのも何だが、国産車でこの事を理解し、克服しているのはMAZDAとスバルだけだ。
彼の世界一のメーカーの車が、どれも驚く程エモーションに欠けるのは、偶然ではない。
私に言わせれば、全く判っていない。
ダメ出し以前の問題だ。(笑)