2007年7月28日土曜日

ぱっぱちゃん、モノを語る

21世紀は本物の時代になると思っていた。


インターネットという知の大海を得た我々は、情報の即時性、対等性を得たのだ。
即ち、知を望めば、誰もが即時に、対等に情報を得られるのだ。


売り方が上手いというだけの2番煎じは見破られ、そのストーリーまで含めた本物だけが生き残る時代が必ずや来ると思っていたのだ。


実際には、違っていた...少なくとも今のところは違っていた。
20世紀と何ら変わらない、マーケティング花盛りのオメデタイ世の中のままだ。


本物志向...使い古された言葉ではある。
しかし、消費者という個々人も、本物を見抜こうとする努力を怠らないで欲しい。
マーケティングの狭間に埋もれがちな、真の作り手を探し求めて欲しい。
そこから生まれる邂逅こそが、モノを人類の英知へと昇華させる原動力なのだ。


私の飽くなき探求も今なお続いている...