「WALL・E/アンドリュー・スタントン監督」
映画を観た。
あの「Toy Story」のPIXAR作品だ。
当時は私が神と崇めるスティーブ・ジョブズ氏がCEOを務めていた、が...
ディズニー傘下に入り今は事情がチト違う。
最近の作品はどうにもこうにも性に合わなくなってきた。
「レXXのおXXXレXXXン」に至ってはドブネズミの作る料理に嫌悪感しか感じられなかった。(笑)
そしてウォーリーだ。
律儀で献身的で優しい心を持った清掃ロボットは良しとしよう。
探査ロボットのイヴに抱いた淡い恋心から冒険活劇へと展開する。
♡ウォーミングな傑作か?と、問われれば答えに窮してしまう。
人類がバカ過ぎ...しかも徹底的に...これじゃ全く人間讃歌になってない。
疑似科学考証が幼稚過ぎ...ディテールにばかり拘って、科学世界観が薄っぺらいのだ。
言っちゃ悪いが、我々は鉄腕アトムや宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムをバックボーンに持った選ばれし民族なのだ。(爆)
人類の愚かさを直視しながらも、決して人類への愛を棄ててはいない。
映画評にありがちな☆印は敢えて提示しない。
ゲージュツは自分の目と心で確かめるべきだ。
因に一緒に観た妻には大好評だったことを付記しておく。