2009年1月29日木曜日

センス

千葉県山武市主催の短歌大会で市長賞に輝いた高校生の作品が話題になっているという。
ネット上では賛否両論、喧々諤々だそうだ。

「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」

動物園で観たゴリラの孤独を詠じたそうだ。

しびれた...(笑)

作者も作者なら、選者も選者だ。
素晴らしい、素晴らし過ぎる。

言うまでもなく私にはゲージュツの才能或は感性が微塵も無い。
芸術性なんて尺度で兎や角言うつもりは無い。

でも、型にはまったつまらない自分には絶対に到達し得ない境地がそこにある気がする。

あるブロガーが的確な分析をしていた。
ゴリラの独白であろうこの短歌が、世間一般の大人には理解出来ないであろう事こそが、ゴリラの孤独を象徴していると。

お見事!もうそうとしか言いようが無い。(笑)