月山の苦い想い出は既にお話しした。
トドメにもう一つだけ話に付き合って欲しい。
真冬の深夜の月山越えは大渋滞だった。
果てしなく視界の悪い中、車は殆ど止まるか止まらないかの低速だった。
滅多に無い信号が赤になった。
私はワイパーに付いた雪をとるため外に出ようとした。
え"、車が動いてる?!
私の車がジリジリ前に進んでいるのだ。
その時ハタと気付いた。
「ブラックアイスバーン」だ。
そのまま前の車に追突したかって?
信じられないかも知れないが、前後の車もジリジリ滑っているから大丈夫。(笑)
そして、更に凄い事に気付いた。
道は渋滞などしていなかった。
私の他5台程の車列が半ば立ち往生していたのだった。
まあ、コレを教訓にして一つ言えることがある。
君子、真冬の月山に近寄らず