2013年1月2日水曜日

紅白に思ふ

「第63回NHK紅白歌合戦」

年明け早々に昨年の大晦日の話をするもの如何なものかとは思うが...

テレビで紅白歌合戦を最初から観た。
実は紅白をマトモに観るのは小学生以来だ。

当時コント55号の紅白をぶっ飛ばせが観たくて
テレビは一家に一台でしかもビデオデッキなどあろう筈も無く
拗ねて観なくなって以来である。(笑)

別に何か心境の変化とかではなく
どうしても観たい歌手が居る訳でもなく
単に他に観たい番組も無かったからである。

久方ぶりに観て感じたこと。

流石に皆非常に歌が上手い。(笑)
いや、アイドル歌手やイロモノバンドですら
惚れ惚れする程に上手い。

今の若い人達はああいう大舞台を楽しむ強かさを持っているに違いない。
プレッシャーで緊張するのではなく、むしろそれをバネにすらしている。

この傾向はスポーツ界においても常々感じていた。

何時の頃からだろうか?
ノルディックスキーの萩原が日の丸の小旗を振りながら優勝した時に
ニュージェネレーションとでも言うべき世代差を感じたものである。(笑)

歌番組としての演出に何とも鼻持ちならない説教臭さがあるのは如何にもNHKらしい。

結局観るに堪え兼ねて途中テレビを消した間に、後に伝説となるであろう「ヨイトマケの唄」が登場した。

私はその存在をソフトバンクの孫社長のTwitterで知って、慌ててテレビを点けるも後の祭り。
しかし直後にアップされたYouTubeでその伝説の片鱗を観た。

確かに場を圧倒する存在感があった。

久々の紅白は総じて良かったと思う。
唯一、オープニングを努めた歌姫が思いっきり音を外して素人目にも下手くそだったのはこの際善しとしよう。

そして何よりも良かったのは観る気もないのに無意味なザッピングをせずに早寝をしたことだ。(笑)