2013年5月8日水曜日

エクサ級スパコンの開発に思ふ

新聞によれば...
文部科学省は来年度から、理化学研究所のスーパーコンピューター「京(けい)」の約100倍の性能を持つ「エクサ(100京)級スパコン」の開発に着手する方針を固めた。そうである。

過去に2位じゃダメかという愚問でのパフォーマンスが話題になった。(笑)

一方でスーパーコンピューター自体の必要性が十分に説明されているとは言い難い。

独立行政法人理化学研究所計算科学研究機構のHPではスーパーコンピューター京での成果や稼働状況が公開されている。

私は比較的科学に明るく、尚且つパソコンレベルなら相当に詳しい自負がある。(笑)
それでも(当時)世界一の性能の必然性を全く理解出来なかった。

少なくとも稼働状況を一般人にも解りやすく説明する気はないように感じる。
果たしてノードやジョブ本数のグラフで一般人が理解出来るとでも思っているのだろうか?

寧ろ其々の成果が何れくらいの期間で計算出来て、
それが「京」の一代前のスパコンなら何れくらい掛かってしまうのか、
或は次世代エクサ級スパコンなら何れくらい短縮出来るのか、
そこら辺を解りやすく世間一般に訴えるべきである。

そもそもこのニュースを見て一番疑問に思った事がある。
果たして今から開発に着手するのに京の百倍で足りるのか?
なぜ1000倍、1万倍を目指さないのか?である。(笑)