2013年6月28日金曜日
フライトジャケットA-2の手入れ
右「AVIREX Type A-2 style no.2191000 size40」
左「GBsport THE CLINTON A-2 USA製 sizeM」
フライトジャケットA-2はレザージャケットである。
ちゃんと手入れをすれば長期に渡りいい状態を維持出来る。
今日はA-2好きで皮革製品好きなぱっぱちゃんのお手入れ方法をご紹介しよう。
先ず用意するのは...コレだけである。
「ラナパー レザートリートメント」
兎に角塗るのが簡単なのに限る。
先に言っておくが、絶対に塗りすぎない事。
コツその①
パターン毎に塗って行く。
図は便宜的に番号を振っただけで別に順番に深い意味は無い。
こうやってパターン毎に塗れば塗り忘れを防げる。
そしてもう一つ利点がある。
皮革製品はパターンの繫ぎ目等の出っ張ったところが痛みやすい。
パターン毎に塗れば繫ぎ目は2度塗る事になって一石二鳥なのだ。
コツその②
ニット部や布地にオイルが付かないようにする。
当たり前だがシミや痛みの原因になる。
コツその③
しわやプリーツの部分は伸ばしながら念入りに。
しわにはオイルが届きにくく痛みがちである。
ニットの近くなので慎重に。
コツその④
ついでに金属部分のオイルさし。
ホックやファスナーは一緒に塗っちゃえば錆び知らず。
ファスナーは基部の布地につかないように!
コツその⑤
背中はラストワンにスポンジのオイルを使い切るイメージで。
スポンジは意外にオイルを吸っているので、それだけで十分に塗り込める。
コツその⑥
襟、台襟、エポーレット(肩章)は塗らない。
いずれも形崩れしやすい場所であり、ココが形崩れした瞬間にミリタリーは死ぬ。(笑)
背中で十分にオイルを使い切ったスポンジでホコリをとる程度にする。
コツその⑦
保管は全て閉めた状態で。
ボタンを留め、ファスナーを首まで上げて、ホックも掛ける。
「ウエットハンガー 肩守くん」
コツその⑧
保管は肩守くんで。(笑)
肩周りの保全にはコレしか、無い。
以上、私也のフライトジャケットA-2お手入れ方法である。
文中に「塗る」という言葉を多用したが、塗るほど塗れば絶対に塗り過ぎだ。(笑)
くどいようだが塗り過ぎるくらいなら塗らない方がまだマシという事を忘れぬように。