筑波実験植物園にてGXR A16で撮影
とある場所で芝刈りをして来た。
因に棒を振る芝刈りではなく本当の芝刈りである。(笑)
長く伸びて、雑草も生えた芝生を電動芝バリカンで刈り揃えた。
芝草を密に生やし地面を覆った状態を芝生という。
実は植物の生態を巧みに利用した科学的な造園手法だったりする。
イネ科の芝草は地表から直ぐに葉を出す性質がある。
だから短く刈り込まれても葉が残る。
翻って多くの植物は先ず茎が出てそこに葉がつく。
短く刈り込まれると葉をつける事が出来ない。
仮に根が残っていたとしても葉をつけられなければやがて衰退する。
芝生は殆ど草刈りの必要が無い。
ただしそれは小まめに芝刈りをした場合の話である。(笑)
そんな芝生の科学を考えながらの芝刈りは実に楽しい。
本当に理論通りなのかこの目で確かめたくなる。
近いうちにまた芝刈りへ行くつもりだ。