「
ウエットハンガー 肩守くん」
革着は着る人の体型を覚える。
即ち自分だけに馴染んだ愛着の逸品になる。
だが、24時間、365日、袖を通している訳ではない。
その大半は箪笥の中でハンガーに掛けられて過ごしている。
type A-2は米陸軍航空隊のフライトジャケットだ。
当たり前だが骨格のガッチリした西洋人に合わせてデザインされている。
ショボいハンガーに掛ければ肩周りが型くずれしてしまう。
重要なのは肩幅だけではなく、肩の「厚み」も必要なこと。
そこで私が目をつけたのが今日の一品「肩守くん」だ。
クリーニングのおまけハンガーとの違いに注目あれ。(笑)
コレ、本来はウェットスーツの型くずれを防ぐ為の専用ハンガーなのだ。
目的とするところが正にドンピシャではないか。
実際、コレに掛けるようになってから、袖を通した時の肩周りの具合が頗るイイ。
私が着る直前まで、袖を通してカタチを暖めていてくれたような、正に草履を懐で暖めていた木下藤吉郎の如き愛い奴。(爆)
場所を取るので、相方の評判は頗る良くないが、A-2をパリッと着るにはマストアイテムではないかと悦に入っている。
ウエットハンガー 肩守くん