2007年5月7日月曜日

サマーヌード考・歌詞編

「真心ブラザーズ:サマーヌード」

私のサマーヌード熱は未だ冷めやらぬままだ。
何故にここまでツボにハマるのか、冷静に分析したくなった...

ひと夏の出来事として、オトコの感情の機微が余りにも鮮明なのだ。

彼女の小悪魔的な行動に戸惑いながらも、その華奢な躰に思いがけない色香を感じる瞬間...二人だけの世界...
しかし、彼女の心の奥に「誰か」の存在を感じてしまう...嫉妬そして焦燥。
彼女を愛おしく思う程に、深く知ろうとする程に、焦りは募るのだ。

幸福の絶頂にいるとき、ふと孤独に苛まれる事はないだろうか?
その「ときめき」と「切なさ」の落差を余りにも見事に、完璧に描き切っていると私は思うのだ。

お互いがまた一歩近づいた象徴は「はためくTシャツ」だ。
「誇らしげ」に込められたオトコのキモチはもう説明不能だ。(笑)

そして、彼女への本気なキモチは「全てを見届ける」勇気として結実する。

自分の拙い恋愛経験、人生経験からモノ申せば、絶対にこの恋の結末は

『ハッピーエンド』だ。(笑)

それこそがこの歌詞に魅せられる最大の要因かも知れない。