「フィリップ・K・ディック:アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」
いわずと知れた、「ブレラン」の原作だ。
映画の虜となって、後追いで小説を読んだ。
2つの驚きがあった。
まず、映画がこの小説の忠実な映像化ではないこと。
重要なプロットのみを使用し、映画独自の世界を創り上げていた。
そして、映画より人間の本質に切り込んだ小説は、悲しく滑稽で、これまた凄くよかったこと。
果たして、彼(ディック)が映画をみたら、どう思っただろう?
因に私のブログの題名がこの小説へのオマージュであることは気恥ずかしくて口が裂けても言えない。(言ってんじゃん)